目黒エリア情報紙ターミナル春号の裏表紙を担当しました。
古布コラージュ「和色―翡翠色」
翡翠は古くは中国、インド、インカでも人気が高い宝石で、「玉」と呼ばれ珍重されてきた。色名としても古く室町時代には使われていたとか。翡翠の「宝石言葉」は不老不死、生命の再生、若返りなどなので、腕輪など身につける装飾品が多いのも納得できる。翡翠色の布を身につける事でパワーアップにつながるかも…。「翡翠」は「カワセミ」とも読み、「翡」はオス、「翠」はメスを表すので、「翡翠」でカップルとなる。清流に住む幸せの「青い鳥」の色といえば、何か良い予感がする色だが、ちなみに「翡翠」は日本の国石でもある。
古布コラージュ・アーティスト住川 信子