目黒エリア情報紙ターミナル冬号の裏表紙を担当しました。
日常の生活の中で緑色と青色の識別なあいまいな場合があります。例えば青々とした木々とか青竹、青葉、青物市場など、そこは緑では?とも思いますが、なぜか青にした方が力強い生命力を感じるから不思議です。他には青信号、緑に見えるとの説もありますが、色の三原色で青と呼ぶ方がかわりやすいのかも。という事で、色には見た目以外の情報を盛り込んで呼ばれている場合が多々あります。この青緑は十世紀から存在していた色名で、似た色彩の孔雀色や中藍色などに比べ、情緒には少々欠けますが、青と緑の不安定な境目を、ずばり切り取った単純明快、誰にもわかる色名です。
古布コラージュ・アーティスト 住川 信子
http://www.sumikawa-nobuko.com/